台湾出兵・江華島事件の実相、核心に迫る

2024年05月15日

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この講座は、明治初期に行った台湾出兵と江華島事件などが、その後の日本にどのような影響があったのかを考えていきます。
これらの事件につながる契機の１つに征韓論があり、その本質は朝鮮（韓）出兵にありました。西郷隆盛らは、岩倉使節一行の欧米視察中の留守中に征韓を決めてしまいました。帰国した使節団はその決定に驚愕、反対します。理由は、今はその時ではない。先進国から多くを学び、富国を行い、軍備拡大（軍事国家）に備えるべきだと主張し、反対したのです。今は「富国」を第一にすべきであって外国と交わる（交戦、侵略）などはもってのほかであるとしました。しかし、明治政府はその方針を覆し、力によって台湾、朝鮮（韓）の開国などさまざまな要求を通そうとしたのです。
　この２件の事件はその後の日本に大きな影響を与えました。それは軍国強国日本に進みゆくスタートであったからです。歴史は語ります。日清戦争（1894）、日露戦争（1904）、第一次世界大戦（1914）、満州事変（1931）、第二次世界大戦（1939）などへとつながったということを…。これらの核心（本質）が台湾出兵と江華島事件にあったことを学びたいと思います。

開催日時

5月16日、23日、30日、6月6日
木曜
14時00分～16時00分
※　開場は講座開始の30分前です。

受講料

3,600円

材料費

0円

回数

4回

定員

45名

会場

札幌市生涯学習センター
（西区宮の沢1条1丁目1-10）
2階　大研修室

単位

4単位

対象

一般市民

持ち物

筆記用具

カリキュラム

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